参加者の声【定期専修講座 2017 in 東京】

専修講座を終えて一か月がたちました。この一か月、日々過ごしていてもワークの事を思い出したりしています。そういう時はふわっと気持ちが広がる感じがします。

私は何かを「知りたい」と思ったときはまず、それに手を伸ばして触ったり、においをかいだり、それについて調べたり、他と比べてみたりしてきました。
でも、この専修講座が終わって気づいたのは、「知りたい」から一歩下がって、たんたんと毎日を過ごす自分がいるという変化でした。

第5回目のワークのなかで、「自己一致」についてのお話がありました。
自分の中で何が起こっているのかをありのまま見ていくワークで「在るべき自分」「在ってはならない自分」「あるがままの自分」のイメージをそれぞれ絵に描いていきました。

そのワークを終えた後、自分を一歩引いて見ている自分がいることに気づきました。

私はなんでも意味を見つけたがる性分で、「わたしってなんだろう」のような言葉がいつもあって、それがエネルギーになっていた時期は過ぎ、化石になっているような感じでした。

「わたし」というけれど、それは一つじゃなくて自由である、それをこのワークを通して、自分を通して表現することができました。

よく自分を客観的に見ることは大事と聞いて、「うんそうそう・・」と思っていましたが、ワークで実際に描いたり貼ったり、粘土を使ってイメージを作ってみると本当に自分の中から「ああ、そうなんだ~」と嬉しい気持ちになりました。

それは、客観的に見るっていうことが、言葉ではなくて感覚で感じたからだと思います。

色を塗ったりするときの、心地がいい感じや、参加しているみんなの話を聞くことや、感じていることを話し合ったり、本当に貴重な時間を過ごすことができました。