アセンションの幕開け

新年明けましておめでとうございます。

とはいえ、松飾りも取れてからずいぶん立ちますが…。
今年はお正月を迎えたような気分でなかったのは何故かしら?と考えておりました。ちゃんとおせち料理もいつものようにつくり、お正月らしく過ごしたのですけれど…。
もしかしたら、昨年の暮れ、12月21日のマヤ暦の終末論と、アセンションという次元が切り替わるという説で世の中が盛り上がっていたせいかもしれません。
つまり、地球や人類にとって新しい次元へと移行する幕開けがこの時期だというのです。
アセンションなんて知らない人も大勢いると思いきや、なんと日本の高齢者(60代以上)の人達がアセンションに興味を持っているという記事を目にしてびっくりしてしまいました。※アセンションについては、ウィキペディアを参照してくださいね。

表現アートセラピー画像3このアセンションという概念にはじめて出会ったのは、もう20年以上前のことでした。その頃は、アセンションについての情報も少なく、単なる世紀末論として扱われるか、ニューエイジ信奉から生まれた絵物語のようなイメージが強かったという記憶があります。

しかし、その日が近づいてみると、にわかに精神世界に傾倒している人達以外にもこの説や噂が広まり、事態をハルマゲドンのような地球滅亡の危機と捉えた人々が高価なシェルターを準備したり、救済を求めてヨーロッパの小さな村に詰めかけるという騒ぎが起こってしまいました。ニューエイジ人口を誇るアメリカでは、政府が国民に向けて「不安を抱かないように」との声明を出すなど、かなり本気ムードがたかまりました。少なくても、20数年前だったら、こんな騒ぎにはならなかったことでしょう。
こんなふうに、このスピリチュアルな概念が取り上げられていること自体、アセンションが起こっている証拠なのかも…。

アセンションの概念に関しては様々な説があり、理解が異なることから、ここでその概要を述べることは差し控えますが、簡単に私が理解しているレベルで表現するとしたら、地球という惑星や生命体に大がかりなパラダイムシフトが起こる時期にあるということです。地球の波動が変化(上昇)するに伴い、人類にも同じ次元上昇(アセンション)が起こるという考え方に基づいているそうです。実際は、その変化は個人個人によって異なるそうですが、繊細な人や、敏感な人は様々な変化を感じ始めている時期なのだそうです。

表現アートセラピー画像4実際に「何だか、変わった感じがする」などという話を聞くと、私なんかは「へえ!」と関心してしまうほうなのですが、年を越してみて振り返ってみると、何か面白いシンクロが起こったり、あれ?というような変化が身の回りに起こっているではありませんか!
にわかに、「これって、アセンション?」と何だかソワソワしてしまうのです。

アセンションの時期には、日頃よりも感情的に揺さぶられることが多くなったりするそうです。そんな時の過ごし方についての情報をお伝えすると、まずは否定的な想念や心の波動を解放することが大切ということ。
とくに葛藤のエネルギーを抱えたままでいると、そのプレッシャーがこれから次第に強まってくる可能性があるのだとか。
葛藤は、人間であれば当たり前に抱く感情です。もちろん、心地良くない感覚ですから、気づくことが出来たら出来るだけ早く解放してあげることが大切です。しかし、何に葛藤しているか解らない人や、手放し方が解らない人はどうしたら良いでしょうか?

2013年からの過ごし方で大切のなのは、望むことにフォーカスすること。
たとえばこれからの時代は、今までよりも早いスピードで、また拡大したエネルギーであらゆる出来事が起こるのだそう。
すると、ポジティブなエネルギーを抱いていると、それが反映される時間も早まるけれど、ネガティブな思いを抱くと、それが現実化する可能性も大きくなるという現象が起こってくるのです。
つまり、2013年は、望むことが起こる可能性と、望まないことが起こる可能性が強まる時代に変わっていくそうです。
怖れを抱くよりも、希望を抱き、それに集中することが幸せに過ごすコツなのです。
表現アートセラピー画像5もしも、怖れを抱いてしまったら、心配せずにただ解放してみましょう。
手放し方は、もう落ち込みたくないと思ったら読む本 —悩みを手放す「マインド・デトックス」メソッドの本にご紹介していますので、ぜひ参考に…。

本の中で伝えているのは、解放とインプットの大切さです。
自分の一番バランスが取れている時のことを思い起こしてみてください。
そんな自分の中心にいつも波長を合わせるようにすることが大切です。

しかし、今の時期、その中心からぶれるような出来事が起こりやすくなるそうです。
そんなときは、不安を選択するよりも、自分の中心に戻る工夫を重ねてみてください。不安な時期に否定的な決定をしたり、心配から行動を起こしたり、心を波立たせたままにしないことも大切です。
いつもよりも楽観的に物事を捉え、心を円満にしておくこと。
起こっていることは、すべて自分の心の反映だと捉え、それに対し、常に肯定的な判断や対応をしていくように心がけてみると良いでしょう。

表現アートセラピー画像6でも、よく考えると、アセンションだからという事では無く、日頃からそんな風に行動したり、感じるようにできたら、私たちは常にハッピーでいられるはずですよね。

人間は得てして物事を深刻に捉えがちになることが多いようです。もっと気楽に楽しめると良いのですが、なかなか簡単に行かないもののようです。
私は日頃から常に、「起こることはすべて良い変化だ」と思うようにしています。この考えが都合が良いのは、どんな事が起こってもワクワクしていられるからです。
もちろん、心の中に何か不安があったり疑いがあれば、それをしっかり見極めることも大切。
古い思考パターンに巻き込まれてしまうと、お馴染みのマイナス思考にまっしぐらです。

アセンションとは、そんな古い観念が機能しなくなる世界がやってくるという印でもあるそうです。
これまでの常識を覆し、自分が望む思考を使って生きる世界がやってきます。
様々な出来事の明暗が強まる時代になるとも言われています。
できるだけ、心の中を浄化し(デトックス!)、軽い気持で過ごしましょう。

表現アートセラピー画像7宇宙にとっては、記念すべきアセンションの幕開けとなった2012年12月22日に、リリースワークショップを行いました。
古い観念を解放し、望む世界を創造するのにはうってつけの日です。
参加者はワーク中から、様々なデトックスが起こり、エネルギーの変化の強さに驚くばかり。ますますこれから始まる時代が楽しみになってきます。最終日は古い慣わしとなったクリスマスのお祝いで締めくくったのでした。
そして、迎えた2013年。今年はどんな年になるのでしょう?

「一年の計は元旦にあり」といいますが、この季節、心を新たに、気を引き締めて意図的に生きることを大切にしたいと思っています。