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わたしたちの「愛し、信じている」対象は、実は、多くの場合、自分の期待するような「状態」や「行為」をしている相手だったりします。しかし、「状態」や「行為」は、常に変化するものなので、当初の期待はもろくも崩れてしまうことが多いのです。

実際に、自分が勝手に抱いた期待通りの「状態」や「行動」に相手が添うようにと、必死にコントロールしようとする人たちが沢山います。そして、そのコントロールが上手くいかなくなる時、傷つき、裏切られたような気持ちになり、相手を責めてしまいます。

本当の意味での「愛する」「信じる」とは、相手が自分の望む「行為」や「状態」になることを望むのではなく、在るがままのその人の存在のすべてを受け入れることからはじまります。

コメント

  1. Sonomi Miyake より:

    これって、結構難しぃ。自分軸で行こうとして相手が去っていったり、行動が冷たくなるのを見かけると心の景色がきゅに秋になる(笑)。でもその先なんだなぁ・・・。自分の意見と真逆の人でもあるがままに受け入れるんですね・・。やってみよう。

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